ラブアースの森づくりin白老 2006年実施報告




2006年10月7日 「ラブアースの森」第1回植樹レポート

森づくりの当日は、台風が北海道に上陸しており、植樹が出来るかどうか心配しながら白老町に向かいました。集合場所は「ウヨロ環境トラスト」が所有する「トラストの森」。到着すると、すでに地元のみなさんが集まってくださっていて、ウヨロ小屋の薪ストーブには火が入り、参加者を暖かく迎えてくださいました。

今回は「ラブアースの森づくり」初の試み、参加者も初顔合わせということで、活動の前にウヨロ小屋にて、今回の趣旨と参加者の紹介を行いました。

植樹は「北ぐにの森づくりサークル」の指導により行われました。
用意していただいた苗は、カツラ、ホウ、ハルニレ、ミズナラ、アオダモなどの広葉樹150本。いずれも北海道の森で採取した種から育てた苗です。
まずは、ウヨロ小屋の中で、ダンボールの植樹ポット「カミネッコン」づくり。今回はぬらした新聞紙をつめる湿式と、ダンボールをつめる乾式の両方をつくりました。

ウヨロ環境トラストのみなさんが、甘酒とおうどんを用意してくださいました。うどんの具には、ほだ木栽培のシイタケも入りました。
薪ストーブの上でつくった料理をわけあって食べるのは、また格別です。

ウヨロ小屋の前ではバーベキューも楽しめます。次回は…白老牛パーティー???

 


○ウヨロ環境トラストが所有する「ウヨロ小屋」


○ごあいさつ きたネット代表倉持氏

さて、いよいよ「ラブアースの森」で植樹です。
「ラブアースの森」といっても、今は森はありません。砂利採取跡地を火山灰で埋めた、現在はほとんど更地状態です。まばらに生えた野草や、木いちごの間に、ミズナラやイタヤカエデなど、自然のこぼれ種で生えた木々を見つけることができました。ラブアースの苗も、この天然の苗も、いっしょに、すくすくと育っていっていってほしいものです。

土を浅くほって、カミネッコンを並べ、まわりに土をかぶせるだけ。カミネッコンを使った植樹は、小雨の中で、スピーディに進んでいきます。

「ラブアースの森」の看板も出来ました。この日は、まだ支柱に取り付けられていないので、地面に置いて撮影しました。「ウヨロ環境トラスト」のみなさんが近日設置してくださるとのことです。カミネッコンのそばに、協賛いただいた企業・団体のお名前を入れた木のプレートを立てました。

みんなそろって「ラブアースの森」の誕生記念写真を撮り、無事、植樹が終了しました。みなさまおつかれさまでした。

下右の写真はウヨロ環境トラストの「トラストの森」のウッドデッキにて。メンバーの中に大工さんがいらっしゃるそうで、このデッキも、ウヨロ小屋も、すべてメンバーの手作りだそうです。夏はこのデッキの上で、お昼寝やビヤガーデンもいいですね。

植樹後、「ウヨロ環境トラスト」の辻さんに、ウヨロ川沿いのフットパスを案内していただき、鮭の遡上を見ました。
たいへんな数の鮭が、手の届くところで生と死のドラマをくりひろげていました。また、引退したサラブレッドたちの・・・養護老競走馬ホームというのでしょうか、オーシャン牧場を見学し、日帰り入浴で温まり、さらに、勧めのスペインレストランでおいしいものを食べて、たいへん盛りだくさんな1日でした。

「ウヨロ環境トラスト」のみなさん、「北ぐにの森づくりサークル」のみなさん、参加してくだつさった、会員のみなさん、ありがとうございました。

 


2006年10月7日 「ラブアースの森」植樹 団体・企業一覧

ラブアース・クリーンアップin北海道2006に協賛いただいた団体・企業のうち、植樹を希望されたのは、以下の企業・団体です。

株式会社 アーバンライフ建築総合研究所
株式会社 アルテ
伊藤組土建株式会社
株式会社 江上
株式会社 荏原環境テクノ北海道
札幌社会人サッカー連盟
親切会 北海道支部
森林空間研究所
株式会社 スーパーライン北翔
ゼウス開発株式会社
株式会社 積水ハウス 札幌特建営業所
セブン-イレブンみどりの基金
東亜建設工業株式会社 北海道支店
株式会社 ドーコン
株式会社 ファズ
社団法人北海道土木協会
松下電器産業株式会社 北海道支店
株式会社 ライフ企画
株式会社 reborn
株式会社 リロケーションサービス

○植樹例



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