子ども、学生から大人まで幅広い層を対象に、自然活動、環境教育、野外教育等のプログラムの企画、運営のノウハウなどを提供している「NPO法人ねおす」。事業内容は、環境学習に留まらず、まちづくりや地域活性化、人材育成など幅広い分野で北海道の市民活動に貢献しています。
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事業の一つに、「イエティくらぶ」という3歳から中学3年生までの会員制の自然学校があります。月に一度、札幌、黒松内、登別、苫小牧の4地域の4地域でプログラムを実施し、会員は好きな時に好きな地域の活動に自由に参加することができます。登別校の活動は2007年よりスタート、これまで自然体験のチャンスがなかったという室蘭在住の方から「うちの子は昨日のプログラムがとても楽しかったようです。次回もぜひ参加したい」という感謝の言葉をいただいたそうです。子どもたちの笑顔や、親御さんの喜びの声が、スタッフの次の活動の原動力になるということでした。
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自然ガイドや地域づくりスタッフを養成する「自然体験活動指導者養成コース」も主要な事業の一つです。自然体験活動指導経験者から、会社員を辞めて来道する人まで、さまざまな人が集まります。「プロフェッショナルコース」の受講期間は1年間と長いのですが、その分、長年、自然体験活動などに関わってきたプロから、直接、自然体験活動に必要とされる技術、ガイドに必要なコミュニケーション、法律や組織運営にいたるまで学ぶことができます。プロを目指すために必要な知識と技術を、確実に身につけられます。このコースの卒業生の就職率は2007年度の時点で100%ということ。受講者の卒業後の人生まで関わっていくというのも、ねおすの特徴といえます。
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自然体験や環境教育を切り口に事業を展開しながら、業界で活躍する人材を育成して、ネットワークをつくりあげていく、それが「ねおす流」、全道で同会を巣立ったリーダーたちが活躍しています。
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