会員紹介


 



EnVision-NPO法人 エンヴィジョン環境保全事務所
[026] 2009.01UP

 EnVision(エンヴィジョン)とはEnvironment(環境)とVision(展望)を合わせた造語で、「環境について新しい展望を切り開き、提案する」意志と、活動を通じて自然と人間の良好な関係を築いていきたいと願いをこめてつけられた名前だそうです。技術開発や政策提言を通じた自然環境保全を目的として、1997年任意団体でスタート。その後、行政・研究者・企業・市民などの多様な主体や情報をつないで、利益や既成の組織の枠を越えて、施策を提言していける組織づくりが必要と考え、2004年にNPO法人を設立しました。

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 団体の特徴として、ひとつは情報公開、野生生物の調査・研究、環境教育・普及啓発、国際協力、政策提言活動などに「環境保全活動の専門性を有する」ことがあげられます。もうひとつは「事業系市民活動団体である」ということです。事業系NPOとは、“専門性と責任能力を持つ人材の雇用をはじめとする必要経費を、活動をもって調達する”仕組みを持つということ。環境保全活動の必要性と重要性を社会へ提言していくために、自立した運営力・組織力が必要ということで選択したそうです。「事業系NPOの普及がこれからの環境保全活動に大きく寄与すると考えています」ということでした。

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 市民・市民団体に関わる活動ではNPO・企業・大学関係者対象の「地理情報システム(GIS)」講習会や、NPO向けホームページ作成講習会などがあります。
ボランティアのみなさんとともに推進しているのが、子どもたちが五感を使って自然を体験する「森のようちえん」や、砂漠化や熱帯雨林減少などの緑化活動を、地域の人々と協働で、貧困撲滅も合わせて推進している「ナヒヤ基金」などの事業。身体的ハンディキャップのある方も、森に親しむことができるように、車いすで利用できる「木道」づくりを市民の手で行う「フォレストボードウォーク活動」もボランティア参加者募集中ということです。

(2009年1月取材の内容です)

木育体験風景

エゾシカ捕獲調査
フォレストボードウォーク体験会



団体データ

●名称
NPO法人エンヴィジョン環境保全事務所

 詳細は→ 会員団体概要 をご覧ください。

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