会員紹介


 



自然ウオッチングセンター
[024] 2008.05UP

  自然観察や環境教育を通し、自然とのふれあいを進め、自然への理解を深める活動を行っているのが「自然ウォッチングセンター」。1992年設立で、きたネット会員の中でも、長い活動歴を持つ団体です。

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  同会が毎月発行している、手書きのイラストの表紙が印象的な「ウォッチングガイド」という環境情報誌は、自然や環境に関心のある方なら、一度は手にしたことがあるのではないでしょうか。自然関連の行事予定(観察会やシンポジウムなど)がB5版サイズ・6ページにびっしり掲載されており、きたネット会員団体の実施するイベント情報も、数多く掲載されていました。2008年4月号で223号目。地道で息の長い活動で、北海道の環境活動を支えています。創刊号から今まで、編集・製作をしているのは同会代表の島田さん。情報は特に募集しなくても、各地の団体から続々と送られてくるということで、信頼できる情報源として、多くの方に利用されています。

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  同会の中心的な事業に、自然にふれあう講座や観察会があります。年に約50回実施しており、常連さんで定員になってしまう人気講座もあります。自然散策が初めての方も気軽に参加できる講座としては、年12回実施している「はじめての自然散歩」があります。身近な公園や遊歩道を散歩し、植物や野鳥などをゆっくり観察します。親子対象の「親子自然ウォッチングわんぱく遊び隊」は、遊びながら自然への理解を深めることを目的に、野幌森林公園や北海道大学内など、札幌近郊の公園や森で活動しています。参加者からは「身近なところに新しい発見があった」「虫に直接触って面白かった」と言った感想が聞かれるそうです。わんぱく遊び隊では、子どもと元気に走り回ってくれる仲間を募集中です。

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 スタッフの鎌田さんに、長く活動を続ける秘訣を聞きました。「無理をせずに、やりたいことをやっていくことがポイントかな」ということでした。

(2008年5月取材の内容です)

ポー川史跡自然公園ボランティア養成講座

わんぱく遊び隊の活動 代表の島田さん
わんぱく遊び隊の活動 スタッフの鎌田さん



団体データ

●名称
自然ウオッチングセンター →詳しくは 会員団体概要

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