会員紹介


 



環境学習フォーラム北海道
[023] 2008.05UP

  環境学習フォーラム北海道は2008年で11年目、社会の環境への関心がまだ薄い時代に、学校教員やOB、各分野の指導者が中心となって、環境教育の指導方法の確立と環境学習の啓発を目的に設立されました。主な活動としては、環境教育に関わる情報の収集・提供、教材の開発や、研究会、指導者育成セミナー等の開催も学校での環境学習企画・実地指導の支援などがあります。

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 代表の藤田郁男さんは、北海道の理科教師の指導や、フイリピン大学で環境教育システムや教科書を作った経歴の持ち主。「指導者自らが新しい知識やプログラムを積極的に学び、楽しみ、感動し、実践していく姿勢を持ち続けること。その結果、学ぶ相手が、人に伝達する喜びを得ることができる」と言います。

 同会では、常に時代の新しい情報や技術を取り入れ、広い視野で環境を考え、学ぶ機会づくりをしています。2007年度は「地球温暖化防止」をテーマに、沼田町の雪冷蔵施設や苫前町の風力発電施設の見学会、自然エネルギー活用セミナー、川の学習、廃棄物などをテーマにした体験学習ワークシート作成等に取組みました。2008年度は、知床での郷土学習の事例紹介セミナーや、森を学ぶプログラムなどを企画。「広がりのある学習をやりがいを持って指導できるよう、新しい気づきのある身近な材料で、すぐできる教材やプログラムを提供していきたい」とは事務局の横山武彦さん。

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  同会が設立以来続けているのが、高校生の環境学習ポスターセッション。北海道の高校生の環境に関わる調査や取組みの実践発表、表彰を行っています。2008年も5月に北海道環境サポートセンターで優秀作品の展示と発表を行います。
  みなさんが環境活動の中で、思いを伝える方法に迷ったときは、ぜひ同会に相談してみてください。プログラムの作成協力や資料の提供、助言など、私たちの活動を支える強い味方となってくれる団体です。



環境学習セミナー
苫前町風力発電施設の見学


高校生の環境学習ポスターセッション風景
札幌の水環境についてのセミナー風景



団体データ

●名称
環境学習フォーラム北海道 

●最新の団体情報は→ 会員団体概要


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