北海道市民環境ネットワーク設立趣旨書


 環境の世紀といわれる21世紀、地球規模で進行する深刻な環境問題を解決するため、国際的なレベルから、私たち個人個人に至るまでのあらゆる段階での取組みが求められています。私たちの住む北海道においても「北海道環境基本条例」を制定し、「良好な環境を保全し、快適な環境を維持し、創造することにより、環境への負荷の少ない持続的発展が可能な循環型の社会をつくり上げる」ことを目指すために、道民ひとり一人の取組みや企業の活動が期待されています。
 このような中、すでに多くの環境問題に取組む市民ボランティア団体などが、地域に根ざした活発な活動を行い、様々な成果をあげています。しかし、これら市民による活動は、人材や資金、組織運営などといった多くの課題や悩みを抱えることも少なくなく、思うような活動の展開や十分な成果が得られない状況も見られます。
 そこで私たちは、市民活動団体のそれぞれの独自性を尊重しながら、お互いにもっている「人・もの・金・情報・ノウハウ・専門性・システム」を相互に交流させることで、各団体が基盤を強化し、活動の活性化を図るためのネットワークづくりが必要と考えました。
 広い北海道ですが、まずは、顔と顔が見えることを大事にしながら緩やかなネットワークづくりを進め、情報通信網などを利用しながらネットワークを強化し、環境問題に取組む仲間どうしが積極的な情報交換を通した有機的なつながりによって、それぞれが実り多い活動を展開できるよう支援したいと考えています。また、このネットワークのもとで、将来的には、行政や企業とのパートナーシップを築いていくことも目指していきたいと考えています。
 北海道のめぐみ豊かな自然環境を、次世代を担う子どもたちの未来へ引き継いでいけるような社会をつくることを目指して『北海道市民環境ネットワーク』を設立いたします。

2002年11月
北海道市民環境ネットワーク



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